鏡開きについて教えて。
匿名希望(現役司会者) 年齢:??才
司会者が新郎・新婦と共に鏡開きをする光景は見たことがなかったのですが、最近は少人数の披露宴や披露パーティも増えているので事情も変わってきているのでしょうか?
和婚ブームで人気の鏡開きは、最高の和の演出だと思います
古来、武家では正月11日にお供えしていた鏡餅を木槌で叩き割って食べるという習慣があり、これを『鏡開き』と呼びました。現在も家庭や事務所で年の始めに、一年の健康と発展を祝って供えた鏡餅を食べる『鏡開き』が新年の行事として受け継がれています。
また、農耕民族の日本人にとって、米からできる日本酒は神聖な意味を持ち、披露宴では『鏡割り』ではなく、『鏡開き』という言葉を使います。
雅で華やかな鏡開きは、披露宴の和の演出として、和婚ブームでさらに人気が高まっています。“鏡”は円満を、“開く”は末広がりを意味します。樽の側面に菰(こも)を巻き付けた菰樽(こもだる)と呼ばれる酒樽に華やかな絵柄のものを用います。
新郎新婦が菰樽に小槌を振り下ろす際に、全員に掛け声のご協力をいただきます。両家のご両親に加わっていただくと、豪快な演出となります。
乾杯の枡は、香高く木目が美しい桧枡(ひのき)や漆枡で、名前や日付を刻印することもでき、記念品としてお持ち帰りいただけます。最近ではシェリーグラスを用いることもあります。和装の新郎新婦、大きな掛け声の一体感、琴や笛などの古典的なBGM、古式ゆかしい和の演出としてこれ以上のものはありません。
伝統的な鏡開きとクラッカーが合体したミニ鏡開きを、テーブルラウンドの楽しい演出として取り入れる方も増えています。
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