《パーツ美人エクササイズ 第3回》 O脚・X脚を直したい!
この季節、気温の上昇と共に上がるのが、露出度。スカートやパンツの丈が短くなって思うのは・・・・・・。
“まっすぐにすらりと伸びた脚って素敵!!”ということ。
最近のウエディングドレスはミニタイプの物も沢山!
可愛いデザインが盛りだくさんなのに、脚の形を気にして選択肢から外してしまうのはもったいないと思いませんか?
そこで今回のテーマは!脚の形に自信のある方もない方も、知っていると為になる「O脚・X脚」についてです。
O脚・X脚の違いをご存知ですか?実はこのふたつ、医学的には同じものとみなされていて、どちらも「O脚」と呼ばれています。
それでは、これらの脚がどういう状況にあるのか?逆に言えば、どういう状態の脚をO脚・X脚と呼ぶのか?を詳しく見ていきましょう。
私たちは下半身を「あし」と一言で呼んでいますが「あし」には2種類ありますね。「あし」の全体を示す上記の「脚」と、くるぶしから下を示す「足」。さらに「脚」は「もも」と「ふくらはぎ」の2つの部分で構成されています。
O脚というのは、この「もも」と「ふくらはぎ」そして「足」の向いている方向が一致していない為に、正面から見たときの脚全体のラインが真っ直ぐにととのっていない状態を言います。
この状態は歩き方や立ち方のクセはもちろん、小さい頃の「つかまり立ち」や歩き始めた年齢など様々な要因が絡み合って引き起こされると考えられています。
いまさらチビッ子時代には戻れないけれど、歩き方や立ち方を見直して自分が今どういう状況にあるか?ということをチェックしてみます!!
まずは足先を真っ直ぐ前に向け、脚の間にはこぶし1つ分の幅を開けて立ちます。
脚のラインを決める3つのポイントを見ていきましょう。
1:股関節
2:ヒザ小僧の中心
3:足の人差し指
この骨盤からヒザ、ヒザから足の人差し指、3つのポイントをつなげた時に骨盤から足の人差し指までのラインの形によってO脚かX脚が分かれるという訳ですね。
右の図はこの3つをつなぐラインがまっすぐな、「ノーマル脚」です。
ここで、ザックリとO脚・X脚の特徴を図と共に見ていきます。
上の「ノーマル脚」に比べて、ヒザが外側に出ているのが分かります。
この「O脚」の特徴として、
・ヒザが内に向いている
・カカトの外側に体重がかかっている
等が挙げられます。
ちなみに生まれたばかりの赤ちゃんは、みんなこの「O脚」です。
この「X脚」は「ノーマル脚」に比べるとヒザが内側に入っているのが分かります。特徴として挙げられるのは、
・ヒザが外を向いている
・「土踏まず」が低い
赤ちゃんがみんな「O脚」なのに対して、歩き始めたばかりの2~3歳児はみんなこの「X脚」です。
さて、「O脚」「X脚」がどんなモノか分かった所で実験です。
この状態で、水色の矢印のように太ももから内側に回してみてください。
ただしこの時、つま先の向きはそのまま。
今度は同じように、ピンクの矢印の方向にヒザを外側に回してみます。
脚の形の変化にお気付きですか?
内側に回した時は「O脚」のように、
外側に回した時は「X脚」のように、
脚の形が変わっていくのが分かります。
実はこの脚の形は
「立つとき、歩くとき、どのように脚の筋肉を使っているか」によって変わるのです。
成長していく過程で、早く立ちすぎちゃったり、可愛いと思って内また気味にしてみたり、重い荷物を持つ事が多かったり……。
それぞれの置かれた状況や、傾向などによって筋肉の使い方が刷り込まれてしまっているのです。
という事は……。
立っているとき、脚を動かすときの筋肉が真っ直ぐな脚を作るポイントになるのです。
(※変形症などの症例を持つ方は医師にご相談ください。)
それでは、ここからは脚の筋肉に「真っ直ぐとはどこか?」という感覚をしっかり植え付けるエクササイズをご紹介していきます。
●ヒザとつま先を揃えよう
先ほどと同じように、ヒザとつま先(ここではより厳密に足の人差し指)同じ方向に向け、背を高くする意識を持ちながら立位に。
更に背を高くするつもりで息を吸い、吐きながらヒザを曲げていきます。
この、「ヒザの曲げ方」がポイント!!!
つま先とヒザの向きが揃うという事が、最優先です。さらに股関節は、ヒザと足首の動きに伴って、折れる意識を持ちましょう。このヒザの屈伸運動を、ヒザの向きに注意しながら何度か行います。
慣れてきたら、片足でも行います。
筋肉に「真っ直ぐとはどういう使い方か?」を伝えたら、もう一息です。
今度は、歩く時の形に注目してみましょう。
●体重移動を考えよう
ヒザとつま先の方向をそろえて立ち、歩く時のように片足を前に出します。
出した足を①の図のように、カカトで着地させます。そこから体重を足の小指側を通し、最後に親指の付け根で押すように(図③)地面を蹴ります。
出していた足に体重が移動したら、逆の手順でスタートポジションに戻ります。
この時必ず、ヒザの向きをつま先と揃えるように気を付けて下さいね。
体重移動を何度か繰り返した後、同じ事を反対側の脚を前に出した状態で数回繰り返します。
自分の「脚」が、「足」が、どの方向を向いているかというのには、意外と無頓着な私たち。
送り出す一歩一歩、立っている両脚に、もう少しだけ注意を払ってあげるだけで脚のラインはもっともっと素敵になりますよ!!!
無理をするわけではないけれど、女子たるもの美に関する所は妥協せず、甘やかさないで行きたいものですね!!
次回は、みんなが気になるパーツ「お腹」に注目していきます!お楽しみに♪
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